2019年1月号。

『温故知新、勇往邁進。』
ーOG会、名経大FES、新人戦開幕 

新年あけましておめでとうございます。例年通り(笑)約1ヶ月遅れのご挨拶です。既に大勢の方と顔を見合わせてのご挨拶も済ませ(まだの方すいません)気がつけばもう2月が目前です。今年も最低月一更新を目標に当サイトを運営していきます。気長にどうぞよろしくお願いします。

1月4日はここ数年、この時期に定番化したOG会を実施。穏やかな天候も整備されたグランドも最高。多目的グランドを全面借り切っての紅白戦は大いに盛り上がった。OG幹事の小夏(4期)から欠席するとの報が早々に入ってきたため、今回はさほど集まらないかな…と思ったが17名の参加があり、賑やかなひと時となった。顔ぶれはかおり&みゆき(7期)、ゆきよ&あや&まいまい&ほのか(10期)、さゆみ&まい&ななみ(11期)、ななか&れおな&あかね(12期)、そして引退ほやほやのなつき&りお&はな&たま&ふうか(13期)。保護者&ご家族も計8名の方とお会いでき、娘たちからの近況報告に華を添えていただいた。大挙したOGを前にして最初はかなり猫を被った現役部員たちだったが間も無く打ち解けてゲームを実施。OGは〝やばーい♪何年ぶりだろー〟と恐る恐るピッチに立つ者が多かったがすぐに元気一杯の珍プレー好プレー。現役チームも全員がいつもとは異なるポジションに入り、これまた楽しげ。

過去には全く勝てなかった時代もあった(それはそれで熱かったけど)。そんな中でも諦めずに毎日練習し続けた先輩たちがいたからこそ、アンガク女子サッカー部は存続し、今に至る。そういうことも現役部員たちにゆっくりじっくり伝わればいいなぁ。


5日6日の両日で名古屋経済大FESに参加。いつも呼んでいただく三壁さんに心から感謝。参加は星翔(大阪)、東海大翔洋(静岡)、帝京大学可児(岐阜)、帝京第三(山梨)の県外4校に南山&至学館&同朋&アンガクの県内4校で計8校。さらに県U18トレセン。いつもと少し顔ぶれが違うのは全国大会日程の変化ゆえ。全国BEST8の快挙を遂げたカピタに関する報道を少し眩しく感じながらも、新年早々、地に足をつけてチーム強化に取り組んだ。

カップ戦は一つ勝って二つ負け。このフェスティバルでありがたいのはフレンドリーも多く組まれるところ。セカンドメンバーを含めて全て良い挑戦になった。ところで初見だったのは帝京第三。大滝先生、望月先生とご挨拶し今後のつながりも是非!とお話しさせていただいた。他チーム同様、個の質が高いのはもちろんだが加えて関東のレベルで大きく台頭してきているチーム力の一端を拝見出来たように思う。タイミングを見つけて是非山梨に行かなくては…。

さて、最後に実施した名経大とのTRMが今後の希望を見出すゲームとなった。終盤に失点を喫するも、質の高いチャレンジが随所に発現。ピッチに立つ選手の主体者意識が強まってきたことを実感できるゲームであった。引き出してくれた名経大イレブンに感謝。

12日、新人戦予選リーグ第1節。対するは一宮商業は公式戦で初顔合わせ。中村先生率いる一商は高校リーグを含めて年々力強さを増している好チームである。楽な試合は一つもない、初戦は何があるかわからない、スタートから飛ばして行きなさいと指示。すると前半6得点後半4得点の計10ゴールを生み出した(リナ2、ナナ、ホノカ2、ユイ3、ナナコ2)。交代カードを切りつつも最後まで集中して戦えたことが良かった。それは対する一商も同じ。GKを中心として気持ちを切らさない戦いぶりは相手ながら素晴らしいと感じた。
14日に第2節、岩倉総合とのゲーム。佐伯師匠から跡を継いだ大島先生は今年度3部リーグで第2位に入る急成長。まさに師匠が撒いたタネを弟子が実らせた、といった具合。当然のようにピッチサイドにはイワソーを応援しに来た師匠の姿が。これはもしかすると最大の敵、かもしれない!しかしそのすぐ横には1/11の練習参加を最後にアンガクでの練習引退宣言をした夏希が応援に駆け付けてくれた。なつき先輩の前でヘタな試合はできない!現役部員の闘志にも火がついた。キックオフから攻め込むもイワソー部員の奮闘になかなかゴールを割れない。師匠おそるべし。それでも10分を過ぎたところから得点シーンを生み出した。前半で6点。ハーフタイムで交代カードを5枚全てを使い一気に交代。すると交代で入った部員が活気付く。後半も6点を奪い、計12得点(アズミ3、ホノカ4、ユイ2、ヒロナ、ナギカ、ナナコ)の勝利となった。
26日から決勝トーナメント。負けたら終了のトーナメントに向けてアンガクの仕上がりはまずまず。
一回戦は公立の雄、旭丘。仕上がり具合が良いのか率いる水谷先生の表情も明るい。2部リーグ所属ながらどの相手と戦っても大崩れしにくい、集中力あるチームである。
それにしてもこの日の風は凄かった!会場の小坂井高校部員もその寒空に凍える様子で本部役員を務めてくれた。本当にありがたい。そんな中、まずは向かい風でキックオフ。開始早々は落下点の見極めに随分苦労したが修正できると、今度は砂の旋風(風速8m)に苦しんだ。それでも相手エリアでプレーし続けたことを評価したい。ただ、押し気味に進めていてもハーフタイムの時点でまだ得点を挙げられていないことも事実。フィニッシュに関するアドバイスを送り後半へ。
後半も半分を過ぎ、先制点が遠いなぁとぼやき始めた頃、リナが突破しホノカが合わせて待望の先制。久しぶりの歓喜の輪。さらに直後、今度はリナが自分で持ち込み得意の角度から叩き込んだ。さらにさらに直後、相手ボールを奪ったホノカがこの日2点目となる、ループ気味の技ありゴール。それまで45分以上かけてもノーゴールだったのに、3分で3得点である。先制したあとのサッカーあるあるとはいえ、もう少し早く取れるといいねぇ…と言いたいところだが、プレーしている選手も同じ気持ちだろうから、まぁ、言わないでおこう。さらにその4分後にユイが3試合連続となるゴールを決めて4-0。これで準々決勝進出を決めた。
目の前の試合に、これまでもこれからも一つずつ全力で。
2月も試合が続く。日々成長、勇往邁進。